●ニュルンベルグ(Nurgberg) 25.06.2005
さて準決勝の朝を迎えた。朝早くからホテル前には多くのサポーターが集結していた。このホテルはセレソンだけなので多くはブラジルファンだがやはりドイツでもブラジルの人気は凄く、ヨン様来日を彷彿とさせた。朝食はマクドナルドで朝マック、その後アディダスショップなどを数件回ってポロシャツと、荷物が増えてきたためにスーツケースを購入した。海外に旅行する際には毎回帰国する時には倍上の荷物になって帰ってくるのだが、今回は最終日を待たずして早くも大荷物になっていた。 試合までの暇つぶしに、昨夜入り浸りだったバーに今日も行ってみた。昼間はクラニー(もちろんそっくりさんのほう)が働いているので、「グーテンターグ、クラニー」と声をかけた。本人はかなりテレ気味のようだった。バーで待っているとジョルジーニョのマネージャー(おそらく)を発見、「今日はジョルジーニョはどうしたんだい?」と声をかけると「今TVに出演しているのでもうすぐ戻ってくると思うよ」、やはりドイツ語を話せる彼は大忙しのようだ。 今日のブラジル陣営はかなりナーバスというか、気合の入り方が違っているように思えた。有名サポーター・ガウーショも話しているものの視線は上の空、準決勝でしかも相手は開催国のドイツということが彼らにとっては特別な一戦のように思えた。と、ここでジョルジーニョがホテルに戻ってきた。早速、私の姿を見つけてるとすかさず「元気?」「日本残念だったね」と話しかけてくれた。 ニュルンベルグのフランケンスタディオンは今回で三度目、前回のドイツ対アルゼンチン戦よりもドイツサポーターの熱気は凄く、バックスタンドに人文字で国旗が姿を表した瞬間は爽快な気分にさせてくれた。試合もサポーターの後押しを受けたドイツが二度のビハインドを追いつく粘りをみせてブラジルを大いに苦しめたものの、怪物アドリアーノの決定力が上回り惜敗、試合後の落胆ぶりは気の毒に思えるほどだった。 とは言え、ブラジルが決勝に駒を進めた。スタジアム脇でタクシーを拾い、約10分程でホテルに到着した。早速、ガイドとプロセコで祝杯を挙げ、セレソンの勝利を祝った。ホテルの外もみるみるうちに人で埋め尽くされ、周辺の道路を完全に封鎖する勢いだった。1時間ほどたってからだろうか、ホテル内も異様なテンションになってきた。ブラジル代表が戻ってきたのだ。