●ハノーヴァー(Hanovar) 19.06.2005
部屋に戻るとすぐにTVをつけた。日本対ギリシャ戦を観戦する為である。日本が再三チャンスを作りながらも決定機をフイにしているシーンの連続で、シャワーでも浴びようとTVから離れた時である。ガイドが突然「大黒がゴールを決めたぞ!」と大声で知らせてくれた。彼も毎日の私からの日本語指導のかいあって、日本人プレーヤーの名前は覚えたようだ。ホテルのロビーでこの試合を見ていたブラジルのジャーナリスト達からも、再会した彼女たちも「おめでとう!」の祝福の嵐を受けた。「オブリガード」、「ダンケ、シェーン」と何回答えたことだろうか・・・。 とは言っても、この日のメインイベントはこれから行われるブラジル対メキシコ戦、ホテルから徒歩3分で到着するスタジアムへ急いだ。(道一本挟んだ場所にある。それでもセレソンの選手たちはバス移動だが・・・)この日はラテン決戦という事もあって両チームのサポーターもかなりヒートアップしていた。「ブラズィール、ブラズィール(ブラジル)」、「メヒコ、メヒコ(メキシコ)」の大合唱である。我々の座席周囲はブラジルサポーターばかり、そして後ろを振り返るとジョルジーニョがいた。 しかし残念な事に試合はブラジルがペースをつかめぬまま終了。幻のゴールとなったアドリアーノのシュートの時に上から降ってきたビールの雨に濡れるなど、散々な試合だった。試合中ジョルジーニョが大声を張り上げていた事には少々驚きだった。現役時代は冷静なプレーヤーだったのだが・・・、しかし試合後はもちろん完全にトーンダウンしていた。 ホテルに戻ってからは3人娘たちと合コン状態、こういう日は酒でも飲んで忘れるに限るとプロセコをあおった。プロセコとはシャンパンのことでその中に氷を入れて飲むのがこちら流らしい。そのプロセコでなんども乾杯、ドイツ語ではプロースト、たまに聞こえてくるのがCin Cinという言葉、日本語の意味を知った彼女たちはかなり気に入った様子で夜更けまでCin Cinを連呼していた。この夜、彼女たちの希望もあってレナトとエドゥからサインをゲット、ふたりとも評判どおりのナイスガイでサポーターからのお願いに最後まで応えていた。