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 サイトシーイングが斉藤寝具店


当ブーツルームイチオシの選手カカ。ウチでの彼の表記は一貫して「カカ」、でも厳密には「カカー」らしい。でもこれは実際にはたいした問題とは言えない。しかしである、大問題なのは彼のフェイクサインだ。

ここで彼の実にユニークなフェイクサインをご紹介しよう。

 
 
そう、これぞまさしくとんでもない勘違い、誰がどこで、どう間違ったのか?実際には分からないもののフェイクサインを真似て書いたフェイクサインでこうなってしまったのである。「カカ」と「カカー」、これはポルトガル語を日本語にしたときの発音の微妙な違い。多少日本語にするのに発音が変わっただけで指す人物はまったくの同一人物である。(最近ではロナウドをホナウド、リバウドをヒバウドとするところが増えてきましたが、だからっと言って別人ではないのです)

しかし、このサインはそれとは明らかに(まったく)異なる別物。本物は皆さんご存知の通り以下のようなサインである。

ではなぜこうした間違いに至ったのか?これは伝言ゲームのようなものであると、私は次のように推測しています。

ワールドカップ優勝メンバー全員のサインが欲しい(これなら高く売れる!)と思ったAさんが、偽サイン代行屋さんに依頼した。ロナウド、リバウド、ロベルト・カルロスといったメンバーは本物のサインを探せば簡単に見つかるので問題なくクリア。その次はセレソンのセカンドクラス、ヨーロッパでプレーする選手であれば、なんとか手に入れることはできるので多少時間がかかるがOK。さて、最後に残ったのは当時さほど有名ではなかったカカ他数名である。困った。どれだけ探しても彼のサインなど見つからない。そうだ「誰も知らないんなら、勝手に作って書いちゃえ!」とその場の勢いで書いてしまったのがKaKaというなんとも単純なサイン(もう少し頭をひねれ!Kakaの文字の中の「K」が大文字、「A」が小文字なんておかしいと思わない?普通)ということで黄金に輝く(はずの)セレソンワールドカップ優勝メンバーの直筆サイン入りユニフォームの完成で〜す!

実はこうしたフェイクサインはワールドカップ直後数多く日本に来日を果たしました。(中にはご丁寧に希少価値を高めようとペレのサインなどが入ったものの)何も分からない日本人は証明書などという紙切れ一枚を信じ込み次々と購入していたのです。今ではすっかり有名人のカカ、もうあのフェイクサインを見ても騙される事はないでしょうね。(なお、この物語はフィクションではなく限りなくノンフィクションに近いものです)

フェイクサインを見て書いたフェイクサイン。ベッカム(こんなの省略形でもなんでもない。ただの勘?間違いだ!)、ロナウド(R9の文字も最近ではあんなにしっかりとは書かない)、ロベルト・カルロス、ペレ、マラドーナなどなど。はっきり言ってイギリスあたりのなんとかAutograph、Premierなんとかなどの会社らしき組織はほとんどがこれらのケースに該当するのです。

ただ背番号が入っているから貴重だとか(大いにして偽サインだというケースが多いが)、限定いくつだとか(今までその人がサインした数など数知れず・・・)、やっぱりサインは「いつ、どこで、どのようにして」貰ったのかを妄想の世界で楽しむものだと思うのです。だからこそ、その人物ひとりひとりとの距離が近づくわけです。(本当にその人物に会ってサインをしてもらっているかのような)それじゃなければただの落書き、価値などまったくないのです。

 
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